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 みなさん、いかがお過ごしですか? 今月もイギリス体験記、お送りします。さて今回は、予定を変更して、私が感じた「それはちょっとダメやろ〜、イギリス」なところをいくつか紹介したいと思います。これはあくまでも私個人が感じたことなので、独断と偏見が入っているかもしれませんが、どうかあしからず。はい。ということで、今回のテーマは「そこ、どーにかした方がいいんじゃないの、イギリス(人)?!」です。

夕方みたいに太陽が低い。
実は12時なんですよ。
 まずは、1つ目「いやいや、効率悪いよイギリス人」
 スーパーでもカフェのカウンターでも、とにかくきちんと並ぶのが好きなイギリス人。でも、だからと言って、好き好んで長時間並んでるわけではありません。その原因として、レジスタッフの数があまりにも少ないことがしょっちゅうあるんです。ピーク時のスーパーではまれですが、オフピーク時になると大きなスーパーでも開いているレジがたったの4つ! …なんてことはよくあります。しかもさらにひどいのは、どんなにずらりと列ができようが、レジスタッフの数を増やさないこと! スーパーのレジだけじゃなく、他のお店でもこれは当てはまります。大英博物館のフードコートでもそうでした。レジは2つあるのに、カウンターより長い列ができていてもずっと1人のスタッフが対応している。これが日本だと、「2番目にお待ちのお客様、こちらにどうぞー」ってなりそうですが、イギリスでは閉店間際だろうがそうはいきません。それにしてもひどい! と思ったことがありました。この間カフェに行ったとき、たまたま混み始める時間だったらしく、カウンターに長い列が。スタッフは…やっぱりひとり。ところがこのスタッフさん、ずっと並んで待ってる私たちを放って、裏に行っちゃったんです。しかもなかなか帰って来なーい。これにはさすがに、呆れてしまいました。ありえないですよねー。

犬の散歩コースの定番です。
 2つ目「ちょっと適当すぎじゃない?」
 大学の中にある、私がよく行くカフェテリア。ここに少し小腹が空いた時にちょうどいい大きさのクッキーが売っています。私も友達もよく買うのですが、問題はそのクッキーの値段がはっきりしない。なぜならレジのお姉さんによって、値段が違うから! あるときは60ペンス、あるときは90ペンス、またあるときは25ペンス?! 「えー、違いすぎでしょ! どーなってんですか、ちゃんとやってください」と言いたくなります。この他にも、このお店に限らず、計算が苦手な人が多いらしく、お釣りをよく間違えます。得をしていたならラッキーですが、もしかしたらどこかで損しているかも? お釣りのチェックは抜かりなく、ですよ。よく日本人の友達と話すのは、「お店のその日の売り上げ、合わなそうじゃない?」ということです。商品の値段はまちまちだし、お釣りも間違える。おまけにカフェに行くと、店員さんが仕事中に商品(たぶん賞味期限切れ?)を食べてることもあります。こんな状態で、経営は大丈夫なんだろうか…と心配になります。

住宅地を抜けていきます。
向こうにSt.James'が見えます
 3つ目は、「もっと物を大切にしましょう」
 
売ってるものだろうが、自分のものだろうが、関係なーい。とにかく扱いが雑! だなぁとよく思います。これはお客さんだけじゃなく、店員さんも一緒です。ある服屋さんに行くと、商品がほとんどぜーんぶ床に落ちている。しかも、ホコリまみれの床に! 店員さんはそれを拾ってホコリを取らずに(!)棚に並べ直して、お客さんがまた床に落としてほったらかす…この繰り返しです。また、スーパーやカフェの在庫補充のとき、店員さんが商品を投げている光景もよく目にします。それから、これ、イギリス人の悪いクセねー。商品の袋を勝手に開けて、品定め。6つパックになってる缶を開けて勝手にバラにしたり、箱に入ってる商品を破って出してそのままにしたり…。もー、手に負えないデス。。。

大通りに出ました
 4つ目ですが、私はこれを声を大にして言いたい!
「もっともっと健康に気をつかおうよ!!」と。
 イギリスで今結構問題となっているのが、“obesity”肥満です。統計によると、肥満率がヨーロッパNO.1なんだとか…。確かにかっぷくのいいおじさんも、お腹がぷっくり出たお姉さんもいっぱいいます。だって、イギリス人は油っこいものも甘いものもだーい好きだから! チップス(フライドポテト)を食べ歩きしている人をたくさん見かけますが、そこで驚くのはチップスに降りかける塩の量です。塩をこれでもかって程かけた後、ブラウンソースやビネガー(酢)をたっぷりかけています。また、ランチタイムによく見かけるのが、ジャックトポテト(ベイクドポテト)とチップスを一緒に食べる人。ポテトにポテトで、イモづくしやんか! なんだか、じゃがいもを食べてるとヘルシーだと思ってる人がたくさんいそう…。いやいやいや、決してそんなことないですよね。
English Breakfast
ボリュームたっぷり!
それに、老若男女問わずイギリス人はチョコレートやアイスクリームをよく食べます。しかもその味が濃厚。カロリーも糖分もめちゃくちゃ高そうなケーキがたくさんあります。政府は5 a day(最低5つの野菜と果物を1日に取ろう)という方針を掲げていますが、効果はあるのだろうか…。イギリスに来て実感したのは、日本人の健康やダイエットに関する意識の高さです。その意識に見合うように様々な食品がローカロリー、ローファットになっている。だから、健康に気をつけながらでもおいしく食べることができますよね。でも、イギリスでは「痩せなきゃー」と言いながらマクドナルドを食べている人や、「カロリー抑えました200kcal!」なんて商品をよく目にします。もう少し選択が増えて、健康を考慮しながらおいしく食事できるようになるといいのになと思います。

St.James'の周りをぐるりと歩いていきます
 最後に、これは個人的にちょっとなぁ…と思う点です。それは、「バスのチケット」です。イギリスではバスに乗ると、ドライバーさんに行き先を告げてお金を払って、紙のチケットをもらいます。それは抜き打ち検査のときに必要なのでバスに乗車中は持っていた方がいいのですが、検査なんてほとんどしないし、チケットはゴミとなってバスやバス停付近に捨てられるだけなのです。回収するわけじゃないからリサイクルもそんなにできないだろうし、なんだかもったいないなぁといつも思います。

 ということで、私が今までのイギリス生活の中で発見して感じた「イギリス人のちょっとダメなところ」を書いてみました。ここでこんなことを紹介したせいで、もしみなさんの中のイギリスのイメージを壊してしまっていたらごめんなさい。ただ私は、イギリスにもこんな面があるんだよということです。いい面だけじゃなく、悪い面にも気づけてよかったなと感じたので、それを文章にしてみました。
Newcastle Unitedの本拠地
St.James'Parkです!

 ちなみに今回一緒にお届けした写真は、“English Breakfast”を除いて、私の通学路の風景です。予定では秋の風景らしい、ちょっと肌寒そうな写真になるはずが、たまたまこの日は快晴だったので、私の予定とは全然違った写真が撮れてしまいました。でも、おかげできれいな写真が撮れたので、それもまた良しですよね☆

 それでは、これからますます寒くなりますが、体に気をつけて、カゼなどひかないように(特に受験生のみなさん)!
 また次回、お楽しみにー★

筆者・乾恵理子さん…徳島北高校卒、神戸市外国語大学(外国語学部英米学科)在学中。2006年4月より1年間イギリスに留学。その他については筆者開設のブログBliss Outにて。
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