第8話 まだまだ…
 夏、気温とモチベーション、上昇中…。

 今回のメドレーリレーでは、編集部員が「宿敵TSDに勝つ」ことを宣言していたのだが、それが、あまり現実的な話ではなくなりつつある。勘違いしないでいただきたい。「負ける」とかいう消極的なことではない。TSD自体がリレーに出られないかもしれないのである。
 しかし、そんなことではモチベーションが上がらないではないか…。バイオは心配していた。

 が、やはり救世主は現れるものである。
 個人種目が決まっていなかったスマイリーにバイオが訊ねた。

バイオ 「スマイリーよ、4コメ(400個人メドレー)に出るか?」
 無論、冗談である。しかし、スマイリーは危機探知能力でとっさに考えた。
スマイリー 「ここで、下手に『イヤです』っていうと次の罠が絶対に待ってるよな…。なら、あえて、自分である程度、試練を与えよう…」
 スマイリーは、決心した。そして、告げた。
スマイリー 「1コメに出ます!」

 この発言は、バイオの思惑通りだった。そしてスマイリーとの利害も珍しく一致したのだった。

 編集部員はここに高らかに宣言する。
スマイリーは、1コメで58秒を出すことを!」
 そして、編集部員は気づいたのだった。そう、四国進学会メドレーリレーの当面のライバルは、スマイリーの1コメのタイムだということに。そうなのだ。四国進学会メドレーリレーチームは、恰好のライバルを見つけたのである。ここに、斬新な
「四国進学会メドレーリレーチーム対スマイリーの1コメ」という図式ができあがったことを、猛烈なリピーターである読者諸氏に告げておきたい。

(ホンマに、これからでっせ)

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