第12話 ばんばん…
 梅雨、よかった…。

 水不足で大変な地域が多い昨今、梅雨入りは喜ばしい。とは言いつつも、あんまり量が降らないので、焼け石に水の感は否めない。

 しかし、プールには水が、ある。
 我らが四国進学会メドレーリレーチームメンバーは、本番に向けて怠りなかった。何よりも、泳がずともトレーニングができるという、深夜にテレビ番組でCMを繰り返している、あの通販のプログラムをダッシュが入手したのだった。当然、メンバー全員は、インストラクターの叫ぶ一言を心待ちにして、連日、身体を鍛えているのだった。
 そう、彼の一言は、皆を喜びの極みに連れてゆく。

インストラクター 「Good job!」

 この一言に励まされつつ、いよいよメンバーは本番へ向かう。

 今回は宿敵であり、協力者でもあるTSDが出ないものの、他のチームもエントリーしているのだから、何とかそのチームに勝たねばなるまい。そして、1分を切って、公約を果たしたいものである。そうでなければ、到底、200メドレーリレーにおける徳島県ランキング1位を目指すことなど机上の空論に終わってしまうのだ。

 今年の布陣、バックがスマイリー、ブレがバイオ、バッタがミケン、フリーがダッシュ。この4人で、徳島県のマスターズ界に新たなる歴史の1ページを刻むべく、全力で向かうことを編集部員は高らかに宣言しておく。

 なお、この大会は、蔵本への第1歩にしか過ぎないことも書き加えておきたい。無論、ダッシュかミケン、この両名で、新しい連載が始まるのである…。
 結果は、マスターズ大会の報告をごらんいただきたい。

(ひとまず終わらせていただく)

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