第10話 ふむふむ…
 夏、だるっ…。

 前回、大会記録総なめ計画を宣言したのだが、さすがに今年の大会はエントリーも済んでおり、この計画は来年からということになった。

 とりあえず、メドレーリレーチームが個人種目の何にエントリーしているのかを知りたがっている熱烈なリピーターの方々に発表せねばなるまい。
 まず、バイオ。彼は今年、持病の高血圧がいっそう悪化しており、100を泳ぎ切るほどの練習を積んでいないらしいのだ。そこで、50ブレと25バッタになった。50ブレは徳島県30歳代のヒーローで、しかも、スマイリーの義兄であるアリサワ氏に回避してもらう有様だ。だが、1種目で終わらせるつもりだったバイオをスマイリーが、動かした。そう…例の大会記録総なめ計画…である。記録を見ると35歳の部での25バッタは15秒01。これなら、今年で35歳の部を卒業するバイオが最後に1種目だけ大会記録を増やすことができるかもしれない。目指せ完泳、である。
 スマイリー1コメと25ブレ。これは大会記録総なめ計画の第1弾である。25ブレでもスマイリーは14秒00を叩き出すことを編集部員は宣言しておく。
 メドレーリレーチームではないが、紅一点、ロージーこと新居靖子は25フリーにエントリーした。2年前、本人が出した25歳の部における大会記録を更新するのが目標である。
 そして、ダッシュとミケンの種目。結局、第7話で宣言した通りの50バッタと25フリーに決定したのだった。この2人は、似たようなタイムである。25バッタでは昨年、ミケンが勝利した。25フリーはダッシュもミケンも14秒台。
 よって、今回の大会における隠れメインは、ダッシュとミケン、両名の2種目合計タイムは、どちらが勝つか…なのであった。ふむふむ…である。本人たち以外には、なんと楽しいイベントであろうか。実際、編集部員も、とっても楽しみにしているぞ。

 そんな2人に、バイオがモチベーションアップのために、こんなありがたーい提案をしたことも記さねばならない。

バイオ 「おい、ダッシュ&ミケンよ。今度の2人の合計タイム決戦で、勝った方には、来年、全国実業団大会に向けて、200メートルメドレーリレーでの、好きな種目を選ばせてやろう!」

 そう、今までは100、だったメドレーリレーなのだが、来年は200に挑戦したい意向の四国進学会チーム。そもそも、去年のタイトルは「ランキング1位を目指して」だったではないか。
 その種目を自由に選ばせる、という、なんとありがたい話であろうか…。
 皆さんも、推理して、どちらが上回るかを考えていただきたい。

 しかし、ここに、日本語の「言い方」について疑問を抱くメンバーがいた…。
 さて、この続きは、また次回に。

(もう、そろそろ終わるやろ)

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