10 虚数から実数へ
  最近、楽しみにしていただいていたのにもかかわらず、なかなか更新できず、愛読者の方々をヤキモキさせてしまったことにお詫び申し上げたい。申し訳ありません、と。

 6月から順調にランキング1位を目指していた四国進学会メドレーリレー軍団だったが、ミケンが事情により大会に参加できなくなってしまったのだった。本人は責任感が強いので出たがっていたのだが、最年長者でもあるバイオが、決定したのだった。

バイオ 「今年のリレーは、ミケンの不参加により断念する」

 それを聞いて、スマイリーが…燃えた。
 ダッシュがスマイリーの胸の内を代弁する。

ダッシュ

「きっと、スマイリーは、この連載の趣旨を見事に個人種目で貫徹させるはずです、むふむふ」

バイオ 「でも、個人メドレーには中学3年生にY君という速い子がいるぞ」
ダッシュ 「確か、2分14秒ですよね、むふむふっ」
バイオ 「そうだが…あっ、まさか、そのタイムを出すのか、スマイリーは?」
ダッシュ 「むふりんっ」
 結局、徳島県勤労者大会に出場するのは、スマイリーが200コメ。そして、ダッシュは50フリーとなった。
 そこで、ダッシュがゴネる。
ダッシュ

「ボク1人で泳ぐのでしょうかね、むふ?」

バイオ 「では、スマイリーに付き合ってもらおうか?」
ダッシュ 「むふんっ」

 スマイリーに、この件を伝えると快諾してくれた。
 これによって、スマイリーは、50フリーでもランキング1位を目指せることになったのであった。

 この連載、やや尻すぼみになってしまったが、きっと来年も再来年も、野望がついえることはないのだから、未来に期待していただきたい。今回は虚数だったが、虚数でさえも自乗すれば実数になる。たとえ負の数でもさらに自乗すれば正の数になる。そして、正の数になったならば、倍にしていけば大きな数になる。そして、野望は果たされるのだ。皆様には来年以降の楽しみをお約束しておきたい。
 スマイリーとダッシュの勤労者大会と、バイオの実業団大会の報告は、後日改めてさせていただく。

ご愛読に感謝申し上げます。

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