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| 第12話 誤算いっぱい | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ミケンには、根拠のないやる気と根拠のない自信が芽生えつつあった。「ある」ではなく、「あった」のだった。根拠がないのだから説明しようもないのだが、あくまでもミケンは、やる気だった。 しかし、最近トレーニングを積むたびに、ここ2年ほどの「伸び」が自覚できずにいた。 ミケンは悩んでいた。 |
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こうして、スミカコーチのレッスンを抜きにして、ミケンは実力を発揮するために努力を始めるのだった。無論、スミカコーチに教わらないというのは、ミケンにとって痛いことなのだが、それでも、あの下馬評を見て、ギラリンッ…と光ったミケンの皺から発散される輝きは、本物だ。その輝きが6月11日のマスターズで一層の輝きを見せるためにも、ミケンは、自らに厳しい練習を課すことを誓ったのだ。 ミケンよ。確かに誤算がいっぱいだ。しかし、ミケンも3年目を迎えるスイマーなのだから、ここらへんで、一発ドデカい仕事を決めてくれ。編集部一同、それを願っているぞ。 (もう、大会までわずかの間だが、続きまくらせていただく) |
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