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| 第11話 練習いっぱい | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ミケンは、最近のなかなか晴れない「梅雨の走り」の如くに、少し疲れていた。というのも、部員たちはリレー、リレー、と叫んでいるのだが、実際には個人種目も出場するのだ。リレーでは25フリーだが、個人種目で25バッタと50フリーを泳がねばならないのだ。しかも、昨年、一昨年の蔵本と違って、今回は短水路だけにターンが要求されるのである。
昨年、春と夏の両マスターズでダッシュがターンに一番気を遣っていたことを思い出したミケンは、久々に別人格の《ミケン》と語らっていた。 |
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こうして、自分の内部に存在するミケンの親友ともいえる《ミケン》によって、改めて根拠のないやる気を手にしたミケンは、宣言通りに練習をこなすことにしたのだった。 一方、ダッシュも初エントリーとなる50バッタに向けて、着々と準備を進めている。こちらは蔵本の200メドレーリレーに向けての長期的な視野、である。だが、自分の今のタイムもわからず、どんなタイムで泳げるかもわからないダッシュは、手っ取り早い目標を見つけた。 |
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こうして、ミケンとダッシュは、びっくりするくらいの練習量を確保してゆくのだった。 (あと、ちょいと続きまくらせていただく) |
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