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| 第2話 虎視眈々(こしたんたん) | |||||||||||||||||
| 【意味】機会を狙って形勢を油断なくうかがっている様子。 | |||||||||||||||||
| マスターズも終わり、ミケンとハイパーが、ホッと一息つこうとした6月13日の月曜日。バイオからのメールが彼らに届いた。
<明日から、蔵本への道、が始まります> 結局、これはマスターズ前と同様、火曜日には合同練習を藍住で行うというバイオの意思表示なのだろう。ミケンは、それでも余裕だった。 |
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| あっぱれ、である。
さて、6月14日、火曜日。藍住に到着したミケンを早々と自分たちのノルマを終わらせたバイオ&ダッシュが待ちかまえていた。ミケンは、さりげなく無視をしつつ、自分の、自分なりの練習をしようとした。が、バイオが、それに「待った」をかけた。 |
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| ミケンは、ギクっとした。が、動じてないフリをした。そして、返した。
ミケン 「いやいや、ボクはスミカコーチの教えを忠実に守りますから」 バイオ 「何を言ってるんや。ここにはスミカコーチは、おらんぞ」 ミケンは、これ以上バイオと言い争いをして、余計な一言を、またウェブ上で取り上げられることを恐れ、急いでスミカコーチに教わったアップをして、バイオから逃げた。が、バイオ&ダッシュが、そんなことでミケンという、おいしい獲物を逃すはずもない。むしろ、後ろから虎視眈々、いかにしてバタフライを泳ぐための策を講じるか、ということに思いを巡らせていた。 ミケンが一息ついて休んでいる時、バイオがおもむろに、しかも策も何もない一言を放った。 バイオ 「おいっ、ミケン。とりあえずバッタ50を泳げ」 命令形、である。 |
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| 逡巡しつつ、もう一人の別人格と語るミケンをバイオ&ダッシュが、まさしく虎視眈々。むふむふニヤリで見つめていた。
(ニヤリ) |
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