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| 第13話 紆余曲折(うよきょくせつ) | |||||||||||
| 【意味】事情が複雑でいろいろ変化のあること。 | |||||||||||
| バイオは悪人であるにもかかわらず、やや後悔していた。そもそも、ミケンとハイパーを水泳の世界に引き込んだものの、確かに50バッタが、初心者には、とてつもなく苦しいモノであろうことは、自らの体験からも重々承知している。バイオとて人の子。苦しいことが好きなわけではない。しかも、バイオは4年前、蔵本で50バッタを1人だけで泳ぎ、途中から完全に『浮いた』経験を持っている。競泳経験者であるバイオでさえ、そんな状況なのだから、やはり、ミケンには荷が重いだろう…、そう思ったバイオは、考えに考えた。 | |||||||||||
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| バイオは、結局、ミケンのことではなく、自分の都合で悩んでいたのだった。そして、決めた。 | |||||||||||
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またまたミケンのことなど、一切考えないで決めるバイオは、究極の悪人だった。 今回、結局、紆余曲折ありつつもハイパーとミケンは2人とも50フリー1本のエントリーに決まった。残る日々はわずかだが、2人は多忙なスケジュール縫って、練習時間を確保している。 この決着は、7月31日(日)、蔵本において、わかる。青く光る空の下。灼熱の太陽に祝福されるのは、果たしてハイパーか。それともミケンか。 (ミシミシ&ビキャーン) |
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