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| 第10話 談論風発(だんろんふうはつ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 【意味】盛んに議論すること。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| バイオは、悩んでいた。 例年、徳島県勤労者水泳大会では、バイオの100ブレとダッシュの50フリー、この2種目でエントリーを行っていた。昨年からは50フリーにミケンも出場した。どちらにしても2種目をプログラムに入れていたのである。これは、国体予選をも兼ねる徳島県選手権と同時進行で行われることもあり、できれば国体を狙う選手たちに、少しでも休息を取らせてやりたいという意味合いをも多少含んでいた。実際、徳島県選手権に出場する選手数は、他都道府県の選手・水泳関係者から考えると驚くほど少ない。そこでレース間を増やす意味合いを、この勤労者大会に出場する我が四国進学会水泳部員たちが担っているのである。 が…。今年はバイオとダッシュが同日に行われる全国実業団に出場するため、ハイパーとミケンしか勤労者大会に出場できないのだ。2人とも50フリーのみに出場するつもりなので、プログラム上、1レースしか、間合いを取れないことになる。 しかし、そんなバイオと共に、常に『悪巧み』を支えてきたのが、ダッシュである。バイオとダッシュが揃うのは火曜日の阿波校と土曜日の徳島校。その2回は、ハイパーやらミケンやらにとって、何が起こるかわからないほどの「見えない地獄」なのだった。 |
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阿波校の裏で一服をかましながら、それこそ談論風発、2人の悪人は、着々と会話を進める。勿論、ミケンが会話の内容を知るはずがない。ミケンもハイパーも、自分たちの置かれた状況を、何と、このコーナーで改めて「知る」という環境なのだった。おそらく、この文章を読んで、ミケンは、ビキャンビキャンという音をたてながら、絶句するに違いない。まあ、とにかく、バイオ&ダッシュの揃う曜日には、何かが起こる…のだ。 ミケン危うし! このままでは、練習もできないまま、新しい種目に、しかも蔵本でトライすることになりかねないぞっ! (ニヤリンニヤリン) |
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