第14話

うるはし《麗し》 「端正な、整っている」

 さて、新展開に突入しつつも、結局時間的な制限により、これ以上、当編集部も、はまんちゅをトコトン追い込むまでにはいたらなかった。

 バイオにリレーメンバーの確認をしてみたところ、ビックリの返事をいただいてしまった。

編集部員 「リレーメンバーは既に決定したのであるか?」
バイオ 「いや、残念ながら決定はしていない」
編集部員 「では、当日決めるのであるか?」
バイオ 「たぶんそうなると思う」
編集部員 「メンバー選考の基準は何であるか?」
バイオ 「それは…」
 一瞬、言いよどんだバイオに編集部員は畳み掛けた。
編集部員 「まさか、ネタ的に面白いメンバーにするつもりなのであるか?」
 しかし、バイオはそれだけは否定したのだった。
バイオ 「いやいや、そんなことは……しないと思われる」
編集部員 「では、基準とは?」
バイオ 思うに、素人が始めても、こんなに端正な泳ぎを見せられるのだということを徳島県のスイマーたちにご覧頂きたいものだ、とも考えているのだが…」(以為〈おも・ヘラク〉、蓋〈けだ・シ〉、両方とも「思うに〜」の構文)

 そう、ついに四国進学会水泳部は、はまんちゅの加入により、新たな価値観を手に入れたのだ。「端正な」泳ぎ、という価値観である。当日、はまんちゅがリレーメンバーに入ったか否か、そして、25フリーのタイムはいかに? このご報告はマスターズの報告記にて。

 頑張れ、はまんちゅ! 不惑をこえて、えんやこら!なのだ。

(相変わらず、まとまりなく連載を終了させていただく)

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