第16話 くっ?
  ハイパー市原、27歳。マスターズの大会を控えて、未だに飛び込みをしたことがない。しかし、強い味方であるコマツコーチが特訓をしてくれる予定だとハイパーが勝手に思いこんでいた6月1日(水)。いよいよ大会本番まで10日を残すばかり。が…、不幸は四国進学会水泳部のネタを増やすことを目的としているかの如く、訪れる。

 勇んでスクールに出かけたハイパーは、コマツコーチが『多忙な方』であることを認識しつつも、つい忘れてしまっていた。ハイパーがプールに入ったところ、いつものコースにコマツコーチが、いない…のだ。どうやら、多忙のため、コマツコーチは、いらっしゃらなかったらしい。しかし、気を取り直して、またパワーアップを試みたハイパー残り10日で、何とかタイムを縮めなければならない。同僚バイオ・ダッシュ・ミケンもエントリーしている25フリー。どうやら、自分のタイムを皆がトトカルチョの対象にしているらしいことを薄々感づいているハイパーは、燃えていた。去年、ミケンが初出場した時、やはり、皆が予想タイムを出したのだが、ことごとくの予想を裏切り、誰の予想したタイムよりも速かったのだ。
 ハイパーも、皆の予想タイムを、勝手に「予想」しつつ、着々とタイムアップのために、燃えている。
 んっ? ウェブマスによると、読者からの予想タイム・及び応援メッセージは、まだ届いてないらしい…が、ハイパーの予想タイムを次回公開したいと考えている。

 かわいそうなハイパー。大会出場前に、連載が16話まで続く悲劇。それは、四国進学会水泳部員たちの宿命にほかならない。

(あと何回か…続きまくる)

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