第3話 関係代名詞
  ミケンとダッシュの戦いに焦点を置きつつも、一応、スマイリーこと小松講師も参加することを読者諸氏にご報告せねばなるまい。
 ミケンとダッシュは、勤労者大会30歳以上の部に参加するのだが、スマイリーは、まだ29歳。よって、一般の部なのである。スマイリーは昨年、200コメで力泳。しかし、2度と泳ぎたくないらしい。とはいえ、一般の部で50メートル種目が存在するのはフリーだけ。よって、種目選択に悩むこととなった。

 だが、スマイリーもバイオも徳島県水泳連盟の理事。ある程度、意味のあることなら、種目の設定を変更してもらうことも可能だろう。
 ならば…編集部員は考えた。来年、30歳となったシーズンを迎えるスマイリーは、全国実業団大会に出場すれば上位入賞の大チャンスである。今までバイオが毎年出場しているものの、最高位は19位。しかし、スマイリーなら上位入賞は充分可能だ。というより、確実だ。その予行演習として、50バック50ブレを狙ってみれば良いのではなかろうか…という考えに思い当たったのだった。
 単に100メートル種目がイヤだというのなら、ワガママだが、これは来年の野望と密接に関わっているではないか。
 よって、本人には伝えていないが、このウェブ上でスマイリーの種目とノルマタイムを公表しておきたい。

 「スマイリーは50バックで27秒5、50ブレで31秒0を出すこと!」

 このタイムなら、前者は上位入賞、後者は決勝進出が可能なのである。
 編集部員は、楽しみなのだ、むふっ。

  (構文)本来、傍観者であるところのスマイリーも、ノルマを設定されてしまった。
 Smily, who is actually an onlooker, is required to achieve his target time.

(おっと、話題がそれてしまった…)

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