朝、アップの時間。スマイリーとダッシュが久々の長水路プールにゲンナリしていたのは言うまでもない。二人とも、「長い…」という言葉を残し、プールの中に埋没していったのであった。
さて午前中の最後にスマイリーの2コメが行われた。この種目、勤労者の部で参加しつつも、徳島県選手権一般男子の部に混ぜてもらい、同時に泳がせてもらうことになった。若い衆が3人。だが、スマイリーもだてに徳島県記録を保持し続けているわけではない。彼の2分10秒を未だに誰も破れないほど立派な記録を持っているオトコ、それがスマイリーなのだ。無論、現在は仕事に燃えるスマイリーなので現役当時と同じタイムを望むのは酷だが、それでも2分18秒くらいは出すであろうというのが大方の意見だった。
昼休み後、ダッシュとスマイリーが50フリーを泳ぐ。ダッシュは30歳以上の部。スマイリーは一般男子の部。共に勤労者大会なのだが、年齢区分が違うのだ。つまり…二人とも優勝するのだ。
このレースにはテーマが2つ。ダッシュは、この6年間でのベストタイム35秒2を突破すること。スマイリーは徳島県選手権において女子50メートルフリーに出場する、奥様でもあり四国進学会水泳部アドバイザーでもある旧姓源純夏様との勝負なのである。 先に泳いだ純夏様は、自己ベストで日本記録でもある25秒1には届かなかったものの、貫禄のタイム26秒39で泳いだ。
スマイリーもダッシュも各々のテーマに向けて、静かに燃えている。 二人の自らとの勝負が始まった。 ダッシュは、前半から頑張ってスマイリーについていった。スマイリーも見えないライバル「奥様」を追いかけてとばす。25を過ぎてから、スマイリーが加速した。 スマイリーは加速しきったところでのゴール。タイムは…26秒30! 奥様に0.09秒勝ったのを確認したスマイリーは大きくガッツポーズ。 一方のダッシュは後半やや減速。だが、6年間の最高タイムである35秒01でゴール。来年こそはバッタでの参戦に意欲的であった。 リレー出場を断念したものの、3枚の賞状を持ち帰った二人の活躍に大きな拍手を捧げたいと思う。
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