2003年度 徳島県勤労者大会編

平成15年7月27日(日)
 本年も、懲りない面々が徳島県水泳選手権 兼 国体選手最終予選会 兼 徳島県勤労者水泳大会 に参加した。参加したのは、ダッシュ吉田(28歳)とバイオレンス山本(35歳)の2人。撮影班としてハイパー市原と、応援班としてポイズン森川も駆けつけた。
 朝、8時30分。昨年、集合時間を間違えた反省から、早めに吉田と山本が会場入り。役員を兼務している山本は、本来の手伝いをせずにウォーミングアップに向かう。吉田も眠そうな表情でプールに。普段、25メートルプール(短水路)で練習している2人は、50メートルプール(長水路)の長さに怖じ気づく…。「長い…」 しかし、若者たちに紛れて、少しだけアップを済ませて開会式に。開会式では源純夏さんの選手宣誓! 昨年はバンデワーレ選手が参加していたし、今年は源選手。なんと豪華なローカル大会なのだろう。
 さて、プログラムをチェックすると、我々四国進学会チームが参加する勤労者大会は、上記2つの大会名と比較して、明らかにフォントが小さく、「おまけ」っぽかった。それはそれで、逆に何だか嬉しくなる水泳部員たちであった。
(写真)赤線部分が2人が出場した大会。それでもやっぱり「大」会ですよ。
 ダッシュ吉田の出番は午後1時過ぎ。バイオレンス山本の出番は午後2時前である。ゆったりと過ぎる午前中。吉田は車の中で一眠り。山本は役員をしながら、まったりとした時間を過ごしている。
 正午前、撮影班と応援班が到着。喫煙コーナーでダベっていると、卒業生で、現在徳島大学医学部に在籍し、水泳部にて活躍中の鈴江君と邊見君に遭遇。鈴江君は本日役員ではないそうだが、邊見君は計時役員として大会運営に携わっていた。記念(?)に写真撮影。
(写真)E's卒業生の鈴江君(左)邊見君(中央)。
 午後の競技が始まる。ダッシュ吉田の2レース前に、郷土のヒロイン源さんが50メートル自由形を泳ぐ。なんとなんと、26秒02。貫禄のこのタイムは、今年の日本選手権優勝タイムより速いのだ。それを召集所で見つめるダッシュ吉田は…辛そうだった。「同じ種目なのに、はやすぎる…」そんな心の声が聞こえてくる。大丈夫だ、我々水泳部員は、働きながら大会に出ようというこの事実に意義を見いだしている…はずなのだよ。そして、ダッシュ吉田の出番がきた。勤労者の部なので独泳だ。コールされた時、同じく勤労者ながら、選手権の方に出場している34歳の英雄Aさんが、「4コースっ」と声援をくれる。ありがたい。
 我らがダッシュ吉田は、一つ作戦を練っていた。昨年、あまりにも後半バテバテだったので、今年は25を過ぎてからスパートをかける、というものだ。スターターの「よういっ」で、止まる…はずなのに、やや動きかげんに見えた(えっ、失格だぞ、本当は。)
ダッシュ吉田は、絶妙の好スタートから、ゆるりと泳ぎ出す。しかし、半分を過ぎてから文字通り「ダッシュ」した。
(写真)試合前に作戦を練る“ダッシュ”吉田選手。
吉田は、この3年間で最も速いラスト5メートルを披露した。が、しかし、前半のツケがたまっており、タイムは37秒85。昨年の37秒36をやや下回った。ダッシュ吉田は、8月から、「毎週最低1日は1,000メートルを泳ぐ」ことにしている。2年後30歳になるダッシュ吉田は、全国実業団に30歳以上の部で出場するために「燃えるパパ」になるのだ。
(写真)試合後に、来年へ向けての決意を固める“ダッシュ”吉田選手。
 続いてバイオレンス山本の出場する100メートル平泳ぎ。山本は今年も若い衆に混じって泳がせてもらうことになった。昨年1分17秒41の記録を出しているが、果たして今年は…。
 ところで、山本の1レース前に女子100メートル平泳ぎが行われた。このレースには徳島校1SSの梶本さんが出場している。彼女は高校1年生ながら、四国大会で100メートル平泳ぎを1分18秒0で優勝しており、200平泳ぎでも2位。両種目でインターハイ出場を決めている。

山本は、梶本さんに負けてしまうと「イーズアカデミー」ナンバー2になってしまう。…ので、目標を梶本さんのタイムに設定しているらしい。山本の最近の調子から、1分18秒は切れそうだということだった。ところがところが。梶本さんは決勝で1分17秒45の大会記録で快勝したのだ。山本のプレッシャーは最高潮に達した。「負けたくない…負けるかも…いや、負けるわ。勝てるはずないやん」
(写真)塾生の梶本さん…と、その記録を称える“バイオレンス”山本選手。来年の“対戦”も楽しみです。
 そして、山本は緊張のあまり、自らのペースを誤ってしまう。若い衆に、去年よりもくらいついていってしまったのだった。前半、調子よかった山本だったが、ラスト25メートルで薬指と小指に力が入らなくなってしまった。
JAVA対応のブラウザでご覧ください。 (写真)“バイオレンス”山本選手の美しいスタート。この後の死闘は本文どおり。

P.S.有澤さん、写真をありがとうございました。
俗に言う「神が見えた…」という状態だ。白くシャワーが舞い降りてくる。向こう側に「呼ばれる」感覚だ…。
無事、壁にたどり着いた山本のタイムは1分17秒4……9。梶本さんに0.04秒負けたのだった。

 来年は、参加選手を最低でも1人増やそうという決議を、夜の打ち上げで決定しつつ、選手たちは酒に溺れていったのだった。
<番外編フォト>
(写真)実業団の旅行等でお世話になっている小松さん。でも、何故に後ろ姿? (写真)戦いの後の楽しみ、夜の打ち上げ会の様子。
「水泳部員を増やすぞ!」 by 山本選手。
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