個性派ぞろいのE’sスタッフの中、特に優雅さと気高さを併せ持つのが彼女、新居靖子である。彼女は高級セダンで出勤後(彼女に軽自動車は似合わない)、一日の仕事の準備に取りかかる(落ち着いた姿が大人の魅力として周囲を優しく包み込む)。授業だけが仕事ではない。質問を受けたり進路指導したりと彼女のこなす仕事は多い。そんな質問にやってくる生徒達はある錯覚をおぼえる。あまりにも落ち着いた大人の雰囲気に、彼女の実年齢をズバリ言い当てるものは少ない。(実際より2歳ほど上に見られてしまうらしい)。そんな優しく美しい彼女だが、ひとたび授業が始まると容赦はしない。優しく質問に応対していた姿はそこにはなく、恐怖すらおぼえる緊張感が教室の温度を2℃下げてしまう。
(注:右の温度計アニメーションは少し大げさに作っています。実際は“2℃”程度の変化です。)
彼女の授業で宿題を忘れる生徒はいない。なぜなら存在自体を忘れ去られてしまうから。彼女の授業で居眠りをする生徒はいない。なぜなら永眠させられてしまうから。
 彼女の学生時代を知る
I氏からコメントを得ることができた。
「いやぁ、彼女が構内を歩いているとただならぬ気配を感じましたねぇ。周りが自然と道を空けるという感じだったですねぇ。」
その後、I氏からのさらなるコメントは頂けない。(
圧力がかかったらしい……)
優しさと美しさという
“鎧”をまとい、厳しさという“剣”を振りかざし、今日もどこかの校舎で“ジャンヌ・ダルク靖子”が教室の温度を下げている。