川本…。その名はもはやブランド化しており敬称は要らない。東大理IIIに合格した清水さやかさんをして“マシーン”と言わしめた川本の数々の伝説から、そのいくつかを紹介しよう。
☆エピソード1 《マシーン川本》
 脇町校にて川本はカップ焼きそば(大盛り)を連続して2個食った。私にはできない。
☆エピソード2 《40時間の男・川本》
 ある問題をみんなで解いたことがあった。誰も解けなかったその問題を川本は2ヶ月、延べ40時間かけて解いた。その解法を見て私は畏怖した。
☆エピソード3
 40℃の熱を出した川本は大きな白いマスクをして、ひと言もしゃべらず、ひたすら問題を板書して授業をした。マシーンの如き川本に生徒はだんだんと恐怖した。川本の授業は数学の香りがする。
☆エピソード4
 川本を脇町から徳島へと車で送っていく光栄を得た私だったが、最初の半年間くらいは口を利いてくれなかった。(乗り降りの挨拶は別として)川本はよく言う。「ぼくは人間が嫌いなんだ。」その割りにはよくもてる。
 …エピソードは続く。数理系に特異な才能を有する川本は若い頃、プロの麻雀打ちであり、パチプロであり、ゲーム機荒らしであった。40時間ぶっ通しで仕事をする癖はその頃かららしい。