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森裕子先生は『母親』である。文字通り、子育てを経験なさっており、お子様は既に立派に独り立ちをなさっている。そんな森先生だからこそ、『子供』以上に年齢の離れた生徒たちに対して、優しくも厳しい愛情を注ぐのは、当然なのである。
だが、『母親』というだけが、森先生を形容する言葉ではない。森先生は、ディベート好きな論客でもあらせられる。単に『ディベート』と言っても、知識と論理力、さらには、積極性がなければできるものではない。そこには、培った知識を自分なりに消化し、血肉とした自信がうかがえる。
そして、何よりも、森先生はスポーツウーマンなのだ。自他共に認めるテニスの腕前は、かれこれ○十年前からの長く重い歴史に裏打ちされている。
森先生は、御年をお重ねになった現在でも、徳島県の硬式テニスのランキングに入っているツワモノなのだ。現在は14位であらせられる。なんと、15年前〜10年前までは、徳島県のランキング1位だったという。これは、いくら15年前であったとしても、なかなかできることではない。最近でこそ、スポーツ選手としての寿命を各選手が延ばしつつあるものの、やはり平成初期に、その御年で、徳島を制していらっしゃったとは、さすがさすがのツワモノであることに異を唱えるモノが、あろうはずがない。
このパワーが、彼女…森先生の元気な授業のミナモトなのである。今日も森先生のパワーを手にした生徒が、満足げな表情をして、塾をあとにした。
いつまでも、元気な『母親』として、誰にも負けないパワーを振りまいている森先生…、ほら、森先生が入ってくるだけで、雰囲気が明るくなってきた。華やかな『母親』、それが、英語科の重鎮、森先生なのである。 |
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