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総合科学部って何? |
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| 医学・物理学・哲学など、昨今の専門的学問の発展には目をみはるものがあります。同じ学問の範疇にいても、先端分野の驚異的進歩について行けない学者がいるというのも尤もなことです。このことは、世界的な環境問題や、地方自治における開発問題、身近なところでは臓器移植などを考えるとき、様々な形で表面化してきています。脳死問題についても、医学者の専門的意見と、哲学者や宗教家、その他学識経験者の専門的意見がまとめられ、国会を通過して語られるという最近の事例があることはご承知のことと思います。 |
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このように、今までは一分野の専門的な学術経験者の独壇場であった事柄が、他分野との関連なしには語られない時代が到来しているのです。今人気沸騰中の『総合政策』(慶應)『発達科学』(神戸)『総合人間』(京都)『総合科学』(徳島・広島・大阪府立)などは、時代のニーズの多様化が生んだ、新しい分野の学部なのです。
来年度にスタートする立命館大学の『文理総合インスティテュート』も、その好例なので紹介しておきます。例えば、経済学部に入学したとしても、理系科目の履修が可能であり、経済学と同時に《トレーニング科学》《スポーツ心理学》《スポーツビジネス論》などを学んで、オリンピック委員会への就職、なんていうこともできるわけであります。
多分野にわたる専門学を総合的な立場で統括する学問であると考えてください。時代の先端ともいえる総合科学に進もうとしている人たちには魅力的な分野であります。 |
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「総合科学部を出てもなにもすることがない」とか、「総合科学部って就職先がないのとちがう」などという言葉をよく耳にします。これはとんでもない見当違いであって、目標のない、ただ地元の大学に行きたいだけの人々の戯言に過ぎません。
イーズの卒業生の中にも、総合科学部を卒業して大手商社やコンピュータメーカーに就職し、世界をまたにかけて活躍中の人もいます。どこの大学のどんな学部に入学しても、将来のビジョンをしっかりと持っているかどうかが大切なのです。
逆に考えると『総合科学部』は、先に述べたように、多様なニーズに対応し自己の夢を実現したいと真剣に考えている人にとっては、これほど都合のいいものはないという学部なのです。 |
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一方面の専門的知識の重要性とともに、幅広い視野と柔軟な思考力を持った人材の重要性が見直されてきた今日、従来の狭い学問分野の枠組みをはずした『総合科学』の登場となったのです。
勿論、『総合科学』という学問はありません。国公立大学では、徳島・広島・大阪府立の3大学(大阪府立では17年度より募集停止)に限られているこの学部では、《日本・東洋地域研究》《欧米地域研究》《国際社会文化研究》《国際経済社会システム》《人間行動研究》(以上徳大文系)《数理システム》《物質システム》《環境システム》《生命システム》(以上徳大理系)の各コースを擁し、新しい社会を支え、切り開いてゆく人材の養成をしているのです。 |
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| 十年後の自分を考えてみてください。今は、自分の個人的幸せのために一生懸命になっているあなたたちも、十年後には、見知らぬ人々の幸せのために生きているはずです。どれだけ多くの人の役に立てるか、それが人間の大きさだと言ってもよいでしょう。そして、他人に貢献する手段が『職業』なのです。イーズっ子の一人一人が、十年後には世界や地域社会を動かす人間になるのだという『大きな志』を持って、はばたいていくことを望んでいます。 |
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