|
新学年で飛躍するために |
|
 |
|
|
 |
「新学力観」。高等学校において、94年度より指導要領が改訂され、その中で示された新しい「学力観」である。従来の「知識・理解」を重視、評価する観点から「関心・意欲・態度」の評価が重要視されるようになった。導入の背景には、偏差値・輪切り体制による過酷な受験競争の緩和の狙いがあるとされている。
しかし、それをうたい文句としたにもかかわらず、現行の大学入試センターテストは、実施目的とは大きくかけ離れ、大学間格差を助長し、偏差値・輪切り体制を確立したという皮肉な結果を招いてしまった。また、評価対象としては馴染まない「ボランティア」までもが、入試において点数化され、歪んだ形でボランティア精神が奨められている危険がある。
また、「ケン玉日本一で合格」という一芸入試合格者の成績追跡調査でその低下率が52.2%と学内平均の2倍の数値を示し、入試制度そのものに一石を投じている。
このように、従来の学力競争が改訂され、人格などの評価をからめた競争が、未だ社会のコンセンサスを得られないまま、いっそう拡大、深刻化するのは必至とみられている。しかし、激しく変貌し、その姿を見せない教育環境の中においても、イーズの諸君のたゆまぬ努力と、志望校に合格したときの涙と笑顔だけは変わらない。それは何故なのか。 |
 |
|
 |
|
|
 |
イーズでは、設立時からすでに、世間で目標とする「新学力観」に基づいた指導がなされている。つまり、大学合格までの道程を「人間性の成長」として捉えているのである。今回は、この「人間性の成長」としての合格へのステップを理解し、新学年での飛躍をそれぞれの胸のうちで確認してもらいたい。
大学では夢を実現するための通過点であり、最終目的地ではない。人格を形成し、学問においても自己研鑽する場が大学なのだ。夢の実現のためには、学部の選択をどうすればよいのか、大学はどこが最適なのかを真剣に考えることが大切なのである。 |
 |
|
 |
|
|
 |
人間は、夢があるから苦しいときでも集中力を失わずに学習に専念できるものなのだ。また、是非はともかく、学歴社会つまり競争社会が作用する社会において、企業(社会)が望むのは、大学入試という競争を勝ち抜いた精神力・持続力を持つ人物なのである。そういう意味においては、大学入試も自己研鑽の場であると言って過言ではない。夢を持ち、いつも将来の自分の姿を思い描いている高校生であって欲しい。
そして、その夢を夢で終わらせないためには、例えば、1年後の目標が決まったら、6ヶ月後にどうなっていなければならないのか、1ヶ月後にはどうなのか、では1週間後にはどうなのか、そして、『今日は何をしなければならないのか』と、やるべきことを具体化することが大切なのである。夢はあるのだが、実現のための具体的行動が伴わない高校生が多い中で、イーズの生徒たちが夜遅くまで学習に取り組んでいる姿は、現代の若者の力強さを示していよう。 |
 |
|
 |
|
|
 |
では、今日から自分の学習環境を変革しよう。ちょっとしたことだが、勉強部屋の模様替えも面白い。机の位置・カーテンの色など、結構自己変革のきっかけになるものである。また、『有言実行』すること。自分の目標を、友達や先生に伝えることから始めてみよう。他人という客観性を利用して、自分で自分を規制するのだ。言った以上は後には引けない。つまり、頑張るしかないのだ。
そして、今までの友人関係も見直してみよう。辛いとき、苦しいときに、群をなして慰め合い遊びに興じるのは、真の友人なのであろうか。『友』の顔をした『悪魔』ではなかろうか。なにも、「友達を選べ」と言っているのではない。自分が、友人に対して『悪魔』になっていないかを確かめてもらいたいのだ。真剣に生きるものにだけ、真の友人は存在するのだ。
最後に、混沌とした教育環境の中でも、夢を持ち、目標を掲げ、友情を大切にしながら、真剣に生きて欲しい。私たちは、諸君が夢を実現するための『名脇役』になりたい。頑張れ、イーズっ子たち。自分の夢を信じて。 |
 |
|
|