現在、私は、航空自衛隊の戦闘機操縦者として、日本の蒼空を大鷲のごとく駆け巡っております。たとえ地上が雨の日でも、上空にあがると、下には真っ白に輝く雲海が果てしなく広がり、上を見上げれば真っ青な空が広がっています。
ほんの数年前までは、毎日部活が終わった後、E'sに通い、家に帰る、そんな毎日を送っていました。パイロットになりたい気持ちはあったものの、現実的に考えると、それは夢でしかなく、目の前の大学受験に翻弄されていました。しかしある時、自衛隊の広報官にこの試験を勧められ、本格的にパイロットを志すことにしました。

当初は「そんな夢みたいな話!!」と馬鹿にされるのが嫌で、誰にも言わず試験の手続きを進めていましたが、E'sの先生方に相談してみたところ、激励してくださり自信を持って試験に臨むことができました。それまではとりあえず大学進学、というあまりにも漠然としたものに対して勉強していた為に、集中力に欠けることが多かったのですが、明確な目標を立ててからは、それに到達するためのプロセスもはっきりしたので、充実した勉強ができました。

いま、私は空を飛んでいて、すごく不思議な気持ちになる時があります。自分の操縦で大空を自由に飛ぶことが出来る、こんな夢のような現実に、昔は地上から見上げることしか出来なかった自分を思い出します。思えば高校生の頃、色々な可能性や道がありましたが、自分にとって、最も良い道に進めたと思います。
常に目標を持って、それに向かって頑張れば、夢は夢でなくなることを、確信することが出来ました。
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