Vol.5 脇町校&1SSクラス紹介
 9月始めのある日、彼は E'sアカデミー脇町校に到着した。時刻はちょうど正午。「9月に入ったのに何でこない暑いねん。真夏より今日の方がよっぽど暑いでないけ。」校舎の鍵を開け、事務所の電気のスイッチを入れるより前に先ずエアコンのスイッチを入れる。そしてそのまま、なぜか電気はスイッチを入れず、また校舎に鍵を掛ける。
脇町校周辺SPOT
「今日は授業は5時からやし、生徒はまだ来んし… こないだネズミ捕りにかかりかけたけん、レーダーを買わんといかんな。」

彼が向かった先はすぐ東隣のYellow Hatであった。

「もうちょっと考えよか、安い買い物でもないし。」

東隣にはイエローハット。いつでもタイヤやチェーンが買える。突然の大雪にも安心だ。

と思いつつ、そこを出て、校舎の前を通りすぎ、彼が次に向かった先は西隣の阿波銀行だった。

「たった2日間だけ衣装を借りるだけのに、何で60万も要るんねん。縁起をかついで、この“うだつ”の上がった阿波銀で銭をおろそうか。」

西隣には“うだつ”のあがっている阿波銀行。いつでも振込ができる。

 その後道路を渡ろうとした彼の視界に入ったのがすぐそばの COMIC CD TV-GAME ウチダの看板。その店に入り、手にしたのが“奇面組”。

「このマンガ、大好きやねん。買わんといかんな。」

 そして今度こそ道路を渡り、彼はダイレックスに入っていった。招待状を発送するための封筒を買わなければならないのだ。

「ディスカウントで買うてちょっとでも節約せなな。けど、150枚もあれば足りるかいな?」

塾生も御用達、ダイレックス。いつでも安く夜食を買える。

と考える間もなく、OKスイミングスクール(そう言えば、昨日Y先生が泳いどったそうやな)の前を過ぎ、彼は脇町郵便局の自動ドアをくぐり抜けていた。

「ここも“うだつ”が上がっているから返信用の葉書に貼る切手はここで買うしかないよな。切手はどこで買うても値段は変わらんて。」

向かいには郵便局。いつでも故郷に小包を送ることができる。

やはり 150枚。すぐ隣の芳越病院の前を歩きながら、

「今はここに用はないけど、救急病院だし、いつでも安心してぶっ倒れることができるよな。」

などと考えながら、すぐ横のローソンへと入っていく。そこから出てきたとき彼が手にしていたのは、愛媛のポンジュースコカコーラ。両方とも彼の大好物である。道路を渡ったすぐ先にはマツヤデンキがある。

「そうだった、“あいつ”がDVDのデッキが欲しいって言よったな。ちょっと見とこうか。」

斜め向かいにはOKスイミングスクール。いつでも体を鍛えられる。

手に下げたレジ袋から水滴がポタポタ落ちるのも気にせず、彼は店内を歩き回るのだった。そのすぐ隣の建物は最近できたばかりの中華料理店 Bamiyan

「ここは朝の5時まで開いとうけん、また夜中に来たろか。」

そしてまたYellow Hatの前を通り、彼は、本日2回目、脇町校の鍵を開けたのであった。そして今度こそは、ひんやりと冷えた事務所の電気のスイッチを入れたのだった。

 
7軒の店を回り7件の用事を済ませるのに要した時間はたったの30分、移動距離もたったの 500m。たったそれだけの時間と労力ですむというのは何と有り難いことなんだろうか。実際、それらのどこをとっても徒歩2分以内という距離だ。 E'sアカデミーは5つの校舎があるけれど、脇町校ほど周辺の環境に恵まれた校舎は他になく、これ以上のものは望めないくらいだ。学生たちにとっては、特にダイレックスとローソンが贔屓の店のようで、そこに行けば必ず生徒の誰かに会うという具合だ。しかし、究極は、何といっても自転車で3分のところにあるパルシーであって、言うまでもなくここに行けば揃わないものは何もないのだ。

 E'sアカデミー脇町校の魅力は、外側だけではなく、もちろんその内側にもある。3階建てのモダンな建物、これはまだ新築されて1年と少しだ。(注:2003年10月現在) そして、実を言えば、ここは四国進学会グループ西部本部の建物である。その本部は2Fにあり、同じフロアに四国進学会の教室が5つ、1Fが E'sアカデミー、そして3FにはTDコムの教室がある。つまり、進学会グループの県西における集大成のような建物であるわけだが、今や脇町の目抜き通り、銀座通りとなりつつある一等地の一角を占めるのに十分値しているというわけだ。
 以下において、その1Fにある我が E'sアカデミー脇町校を紹介させていただこう。

 ドアを引くとまず目に飛び込んでくるのが広々としたロビー、そして左手には階段、右奥へと廊下が続いている。その廊下に沿って右側に3つの教室が並んでいるが、どの教室を見てもゆったりとスペース取りがされており、30人ほどなら十分に収容できる感じだ。窓も多分に配置され、廊下のどこに立っても3教室の授業を同時に見ることができる。

 廊下を突き当たりまで行くと視界の左に入ってくるのが、自習専用スペース。ここは脇町校自慢の1つであって、自習専用のスペースとしては E'sアカデミー5校舎のうちで最大である。30人くらいが、黙々と自習に励むことができるのだ。

 そしてもう一つの脇町校自慢はトイレのものすごさである。1Fにあるのが男子専用、2Fにあるのが女子専用になっているが、1Fの方で説明しよう。まずその広さに驚く。次にその清潔さ、最後にはその設備の良さに驚かされる。実際にあった話を紹介しよう。

 ……始めてそこを利用した人が、用を足し、そして手を洗った後、困惑の表情を顔に浮かべた。「あれっ、水道の水が止まらん、どぉないしたらええん」。焦れば焦る程どうしていいかわからず、しばらく何もせずにいるとピタッと水が止まる、「あっそうか、一定の時間が経てば止まるようになっとんか」。そして、その慌てふためいた様子から安堵の表情に変わるまでの全てを目の前の3m四方の大きな鏡が映し出していたのだった。

(以上は、私、Mの拙文であります。始めの“彼”というのは、実は森田先生のことでして、すぐ後で彼のことはもう少し詳しく述べられることになるはずです。さて、以下におきまして、その、トイレの設備に「腰を抜かした」らしい「T先生」に講師紹介をお願いしたいと思います。)

 さて、ハード面はそのくらいにしておきまして、今度はソフト面へと移りましょう。

 数学課は、安達先生と森本先生というベテランコンビに若手の森田先生が加わった形の陣容です。
 脇町校校長でもある安達先生は、森本先生の弁を借りれば「東大出身の私でさえかなわないと思うことがときどきある」くらい、数学に関しては“権威”であります。講師歴20年有余の彼をして言わしめた言葉ですから、そのことに間違いはないはずです。
 森田先生は、 E'sアカデミーの講師陣の中で今一番はりきっている講師の1人であります。その理由は簡単で、彼は1ヵ月後に結婚(注:2003年10月現在)を控えているからであります。……最初にあった“貸衣装”とか“招待状”とか“切手 150枚”といった言葉の意味が、これでおわかりいただけたと思います……共に机を並べて仕事をする者にとっては、その嬉しさ、喜び、のおこぼれにあずかっている気がしますが、しかし何と言っても、その恩恵に最も浴しているのは生徒たちでありましょう。その証拠に森田先生の回りでは彼らの笑い、楽しそうな様子が渦巻いているからです。
 英語課は、後藤田先生と森川先生という若手コンビを超ベテランの岸岡先生が脇を固めているという形です。

 後藤田先生は E'sアカデミーの講師陣の中で今最も脂の乗り切った講師の1人であります。入社5年目という、新人の時期を脱して、精神的にも体力的にも最も調子が出やすいときにある彼女の授業は本当にすばらしいものです。実際、つい最近も彼女の授業を拝見する機会に恵まれたのですが、その見事さには舌を巻いたものでした。
 森川先生は、脇町高校出身で、自宅は市場町というふうに E'sアカデミー脇町校の生徒たちにとっては、年齢も近いということも加わり、非常に身近な存在です。
 ある生徒から「おじいさんのような」と形容された岸岡先生は、確かに一見そう見えるとはいえ、彼の「渋み」は人生の重みに耐え続けた人間しか持ち得ないものです。
 山本先生の国語の「凄さ」は、阿南校や阿波校の紹介文において繰り返してきましたので、今回は割愛とさせていただきたいのですが、実際彼は E'sアカデミーの5教場のうち4教場で教鞭を執っているのですから。徳島、阿南、脇町、阿波と西へ東へ南へ北へ、東奔西走、彼の縦横無尽の活躍振りは、筆舌に尽くし難いものがあります。
 しかし、そこへ殴り込みをかけたのが、西岡先生であります。彼女はニューフェースでありながら、脇町校でクラスを担当するやいなや、生徒たちから絶大な人気を博したのであります。事実彼女の1年生の担当生徒数は山本先生のそれに引けをとらないものにまでなったのでありますから。
 脇町校では理科科目も充実しています。化学は秋山先生、物理は福井先生、生物は土井先生、この3名がガッチリとスクラムを組み、英数国に負けじ劣らじの活躍ぶりです。
 秋山先生は、女子生徒に物凄く人気があり、福井先生は、「ホスト系」と言われながらも、実は物凄く生徒思いで、且つ根性がある人であり、土井先生は、「飲みに行った時に一番気安く殴れる」(阿波校校長の吉田先生談)という存在です。多分気の置けない付き合いのできる人間だという意味なのでしょう。

 以上、 E'sアカデミー脇町校をハード面とソフト面から紹介をさせていだきました。少しでも興味を持たれた方は、どうぞご一報をお願いしたいと思います。
1SSクラス紹介
 私たち1SSクラス19名は、明るく和やかなムードで毎週2回、数学と英語の授業を受けています。今回は私たちのクラスを紹介ということなので、担当の安達先生森川先生を紹介します。私たちは、疑問に思ったことはどんどん質問します。
授業風景
 安達先生は数学について何を質問しても、「この方は数学の神様か…」と思わせるほど和やかな口調で、
「●??☆ねっ、□*?○?ねっ
とわかりやすく説明してくれます。また、進路のことや勉強の仕方について相談しても、親身になって答えてくださる安達先生は、私たちの第二のお父さんです。最近は物忘れがひどくなってきたらしく、人の名前を覚えるのに1ヶ月くらいはかかるらしいのですが…。
 森川先生は英語に関係のない質問にまで顔を赤くしながら答えてくれます。

私:「今日は一段と元気やけどなんかええことあったんですか?」
森川先生:「わかる?初恋のひとから電話がかかってきたんよ!!」


これ以上は授業を聞いてのお楽しみです(?)。もちろん英語でわからないことがあれば
「これがV(動詞)でこれがO(目的語)やけん…」とわかるまで説明してくれますよ。
 安達先生のねっを数えたい方、いや、数学の神様を体感してみたい方、森川先生のプライベートを知りたい方、もとい、英文の構造を知りたい方、ぜひぜひ一度脇町校で授業を受けてみませんか。

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